1月28日(土)に行われた「おなごテツ」のテーマは「『住処を考える』でした。
以下は当日の発言録です。
- 住処を構成するのは、どこに住むか(場所)、建物(形)、中の家具など。それら全部含めて一つの住処になる。
- 今自分がどういたいのか、を見るきっかけとなる。
- わけあって、気に入った所から引っ越して、体調がわるくなった。住処は重要。健康で安らげる構造は大切。もし元気になってお金もあったら気に入った土地に移りたい。でも一方では縛られないノマドもいいな。
- 裏日本から抜け出したい。住処は箱ではない。実家を売却しても寂しくない。将来はホテルサブスクが理想。
- 生まれた所、嫁いだ所、現在の所。今は一人暮らしで満足している。孤独死でもかまわない。暖かい所はいいな。
- 人生行き詰まった時、DVだったので子どもを連れて、まったく知らない県のシェルターに逃げた。名前も住所もなくなった時、アイデンティティがなくなり、住処とかどうでもよくなった。でもドールハウスにハマり、自分の理想を作っていたのかも。
- 住処は自分が基盤となるところ。安心できるスペース。
- ホームレスの方が一番欲しがっているのは住所。日本では住所が無いと何もできない。ノマド生活にしても、どこかに住民票を置く必要がある。拠点が必要。
- 住所がないと自分の証明ができない。地縁もないと普通じゃないと言われる。
- 保証人がいない人が増えていて、保証会社が入ってくれるようになったのはいいこと。でもまだ高齢者には厳しい。住所だけ置くシェアハウスもある。マイナンバーが普及して住所が必要なくなるといい。
- 固定電話はセールスの電話くらい。でもそれを失くすとクレジット会社で問題が出るらしい。まだ日本人はそこにこだわる。住所が必要なくなるまでにもまだ遠いのかな。
- 住む家が変わると自分のキャラが変わる。北欧風のマイルームなどあればオシャレするかも。そんなキャラを演じそう。住まいが雑然とすると、自分も雑になる。住まいの影響って人格形成にも。
- 自分が落ち着かないと、キャラは崩壊するかも。その匙加減は相対的なもの。
- 子供の頃から一人暮らしに憧れていたが未だに経験していない。自分の個性だけが反映された住処に棲んだことがない。住処まるごと自分の個性という人と、家族何人かで譲り合いをしながら暮らしている人とでは人格形成への影響が違う? オール自分の好みをやってみたらどうなるんだろう?
- 自分の部屋がないと生きていけない。テリトリーに他人がいない時間がないと。他者がいると他者に合わせる性分だから。神のような絶対者と一対一で向き合う場所が不可欠。
- サンクチュアリ(聖域)として一人の空間は必要。それがないと息苦しく疲れる。人がいると気を遣って消耗する。
- 住所はなくてもいいが、周囲が怖がる。住民票ないまま数年生きていたが気持ち的にやさぐれた。周囲からかわいそうと言われたり。そうすると自分のアイデンティティが「かわいそう」になる。アメリカなどは住民票がないのに成立している。「話せばわかる」ところもあり、意識が変れば制度なくてもいけるのでは?
☆住処における優先順位を考えよう
どこに住む?
どんな建物?
どんなレイアウト?
誰かと住む?
なにを所有する?
- 山と海がある所。大きな家。暖炉があったり。一人で住む。でも好きな人たちが来てくれる。泊まってもらえる部屋もたくさんある。最も優先したいのは、ノートパソコン。
- どこに住むかを優先したい。建物やレイアウトはその時の経済力次第で何とでもなる。親族の近くがいいのか、離れていても自分の好きな場所がいいのか。
- 誰と住むかが大事。部屋は別でも一緒に住む人はほしい。信頼できる人と住むのは大事。
- 病院や本屋、カフェが近くにたくさんあるとか、利便性のいい場所が最優先。
- 今住んでいる所から出たことがない。気持ち的には都会好きだけど、住むとなると、住み慣れたところがいい。カタチは平屋の小さな家がいい。掃除しやすいし。一番大事なのは誰と住むか。できれば子どもと住みたい。夢だけど。話し相手は欲しい。
- 現状で満足してる。一人でいいし。今の家も全部自分の好み。
- 具体的な条件以外に、本質的に自分が求めているのは何かを考えると、心が平和でいられること。家そのものの条件が悪くても、自分の心が平和で落ち着いていられればいい? 自分がありたい状態について考えてみたい。
- バンワークしてみたら、仕事がしやすいことが大事、とも感じた。いつでも仕事できる環境。一般的な心地よさとは違う所に、自分の心地よさはあった。
- 理想の住処には、自分の大切なものが反映されている。心地よさとか。
- 心の平安は大事。ワクワクや面白さは人によって違う。でも自分には、あまりそういう特別なものはないと感じる。一般的にはなにを面白いと思うかで選定は変わるのだろう。
- 住まいこそ、ワークライフバランスがとれていたら理想的。家の一角が書斎やアトリエとか。生活に緩急がつきそう。
- 人は10歳までに住んでいた環境で落ち着くという説がある。広い家に棲みたいが、結局部屋の隅にちゃぶ台を置いているのでは? 実際にやってみないとわからない?
- その家に自分もいてもいい、というのが大事。間借りとかじゃなく。家父長制がまだ残っている現在、いてもいいという安心感がない女性もまだいるかも。ここにいてもいい、っていう気持ちがあると安心する。
- 以前参加した瞑想で、家をイメージするものがあった。そこには身体の状態も反映される。壊れる所があると身体にも、という相関関係があった。だから、家や所有物は自分の象徴であるとも言える。
- 家のドア大事。外とつながっている。外ではがんばらないといけないから勇気がいる。家の中ではがんばらず自由でいたい。子どもが不登校の時も家はシェルターだった。そういう意味の「家」もある。自分らしくいられる基地。
- 地球が住処、と考えると視点が変わる。それぞれの視点でそこを自分の住処と思うと大切にする。ちょっと引いて住処を考えるというのもあり?
- 住処は心の中にあってもいい。自分にとってのホーム。
- 引っ越す時、所有物をかなり捨てた。さみしかったが、好きな店をクローゼットと考えたりすることで救われた。眺めてみることができれば、それは自分の持ち物、とイメージした。
- 前世、大草原の小さな家のローラみたいな人だったかも。幌馬車が自分の家になったり丸太小屋になったり。工夫次第、想像力で住みやすくなる。
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